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2018年9月15日土曜日

「主人公ではなく、ほかの登場人物の視点で描写する」という小説表現法


 別サイトで更新していた『「構え」とはなんだ?』という小説作品の投稿が終了しました。

『「構え」とはなんだ?』は短編ボクシング小説です。
『月尾ボクシングジム物語』というサイトで全編を無料で読むことができます。(広告の掲載有り)
「構え」とはなんだ?(もくじページ)


 この作品は、六回戦ボクサーである霧山一拳(きりやま いっけん)が、スランプから抜けだす姿を描いた短編小説です。


 とうぜんのごとく、この物語の主人公は「霧山一拳」ということになるのですが――

 この作品、「霧山一拳」の視点では書いていません。
 後輩であり、プロ志望の練習生である「カツオ」の視点で書いています。



 今回は、
「主人公の視点で書かない(ほかの登場人物の視点で書く)」
 という表現法について、お話しいたします。

2018年1月6日土曜日

推理小説の対極はハードボイルド?


 ミステリー小説には、大きく分けてふたつのタイプがあります。

「本格推理」「ハードボイルド」です。

 なかには、
「えっ!? ハードボイルドって、ミステリーなの!?」
 と思った人もいるかもしれませんね。

 ハードボイルドという言葉を聞くと、
「男の美学」
「男らしさを強調した冒険(アクション)もの」
 というイメージを思い浮かべる人が少なくないからです。

 そのイメージは、正解です(笑
 ハードボイルドとは、そういうものです。

 ですが、ハードボイルドはそれだけではありません。

 ハードボイルドには、
「行動派ミステリー」
 という形式もあるんですね。

2018年1月5日金曜日

「容疑者」と「被疑者」、「被告人」のちがい


 犯罪の嫌疑をかけられている人物に対して使われる、
  • 容疑者
  • 被疑者
  • 被告人
 という言葉について、お話しいたします。

2018年1月4日木曜日

「殺人課」と「捜査一課」


 海外ドラマを観ていると、劇中の刑事が、
「殺人課」
 という部署に所属していることがよくあります。

 ですが、「殺人課」と聞いて、
「?????」
 と思う人も多いかと思います。

 日本の警察には「殺人課」という部署は存在していないからです。

2018年1月3日水曜日

「捜査」と「調査」のちがい


 今回は、ミステリー小説でよく使われる、
「捜査(そうさ)」「調査(ちょうさ)」
 という用語のちがいについて、お話しいたします。

 これらの用語を知らなくても、問題なくミステリー小説を読むことはできます。
 ですが、知っておくとより深く楽しめると思います。

 また、ミステリー小説を書く人(書こうと思っている人)は、この用語の使い分けがしっかりできていると、作家としての評価があがったりします