2024年11月20日水曜日

みずからネガティブ(不快)になることでポジティブ(快)になる技法


 前回の記事で、
「『喜び(快)』と『苦悩(不快)』の感情は一体であり、ときどきネガティブになることも必要である」
 ということについて、お話ししました。

こちらをご参照ください


 人間の心は『快』と『不快』のあいだを揺れ動くようにできているため、ずっと『快』のままでいることはできません。
 人間の心はもともとネガティブバイアス(否定にかたよる性質)であり、かならず『不快』になるようにできています。
 そして、ときどき『不快』になることによって、より深く『快』を味わうことができるようになります。

 今回は、この両極の揺れ動きを利用して『快』になる方法をご紹介します。

 つまり、
「みずからネガティブになることで、ポジティブになる」
 というテクニックです。

2024年11月19日火曜日

いつもずっとポジティブでいる必要はない


 当サイトにて『喜び』の感情が大事だという話をしてきました。
 このメッセージは、今後も伝えていくつもりです。
『喜び=快』には、うつを克服するほどの『力』があるからです。

こちらをご参照ください


「喜べる心」を養い、『喜び=快』があることを重視する――
 その生き方を実践(じっせん)するうえで、知っておいてほしいことがあります。

 それは、
「いつもずっと『快』でいる必要はない」
 ということです。

2024年11月17日日曜日

なぜ人は動物のようにくつろげないのか?


 ブッダ(お釈迦様)は、「人生は苦である」と言いました。
 その言葉どおり、私たちはつねに苦悩しながら生きています。

 そのいっぽうで、動物たちはくつろいでいます。


 野生で暮らしている動物たちも、緊張などしていません。
 危険に遭遇しているとき以外は、とてもリラックスしているように見えます。

 これはいったいどういうことなのでしょう?

 動物たちがくつろぎ、生を謳歌(おうか)しているというのに、なぜ万物の霊長と言われている人間が緊張し、苦悩しているのでしょうか?

2024年11月15日金曜日

「成功したら喜ぶ」という考え方は、順番が逆

 
一生懸命やっているのに、まったく結果がでない――
何をやってもうまくいかず、やることが裏目にでてしまう――

 そのような状態におちいっているのであれば、すこし考えてみてください。

「いいことがあったら喜べる」とか、
「成功できたら幸せになれる」とか、
 そういうふうに思っていませんか?

 だとしたら、その観念は改める必要があります。
 事実は、それとは逆だからです。

2024年11月12日火曜日

この世の終わりはやってくるのか? 終末論の真実


 世界の宗教の多くが「この世の終わり」を説いています。
 いわゆる『終末論(しゅうまつろん)』です。

 世界が終わり、人類が滅ぶ――
 古今東西の宗教において、その思想が人々に説かれてきました。

 はたして、世界人類は本当に終わりのときを迎えるのでしょうか?
 そもそも、終末論はなぜ説かれたのでしょうか?