PDF用語における「しおり機能」とは、「目次の機能」のことです。
※「前回読み終わったページを開く」という意味でのしおり機能についてはこちらをご参照ください。
→PDFに「自動しおり機能(前回読み終わったページを開く)」を設定する方法
というわけで今回は、
「PDFの目次機能」
について、お話しいたします。
デジタルの目次(しおり)は、あると便利な機能
PDFで目次機能(しおり機能)を活用する
本条克明が以前に配信していたPDF電子書籍をお持ちの方は、本条克明のPDF電子書籍を開いてみてください。
そして、左端の ナビゲーションパネル のなかにある しおりアイコン(しおりボタン) をクリックしましょう。
※ナビゲーションパネルがない場合は、右クリックをして[ナビゲーションパネルボタンを表示]を選択してください。
出てきたウインドウのなかに、目次(章のタイトルの一覧など)が表示されます。
読みたい章タイトルをクリックしましょう。
その章のあたまのページが表示されます。
その章のあたまのページが表示されます。
自分のPDFには目次(しおり)の機能がない?
これってまさしく「目次機能」そのものですよね。
ま、電子書籍はデジタルなんですから、このくらいのことはできて当然ですよね。
電子書籍をより快適に楽しむための参考になさってみてください。
それでは、また。
…………。
……………………。
………………………………。
「ちょっと待てい!」
と思った人もいるでしょうね、やっぱり(笑
「私のPDFファイルにはそんな機能ないぞ!
そもそも、
↑このアイコン自体、ナビゲーションパネルのなかにないじゃないか!」
そのように思った人もいるかと思います。
でも、怒っちゃダメです(笑
だからこの方法を説明するときに冒頭で言ってるじゃないですか、
「本条克明が以前に配信していたPDF電子書籍をお持ちの方は、本条克明のPDF電子書籍を開いてみてください」
って。
この「目次機能(しおり機能)」は、PDFの作成者が目次(しおり)をつくっていない場合は、ありません。
仮にしおりのアイコンがあったとしても、PDFの作成者が目次(しおり)をつくっていなければ、目次のウインドウのなかは空欄になります。
PDFの編集ソフトなどをお持ちの方は、編集が許可されているファイルであれば自分で目次(しおり)をつくることも可能なのですが……
でもまあ、普通は作成者が責任をもってつくるものですよね。
とはいえ、現在のところPDF電子書籍で目次(しおり)を付けてある作品はきわめて少ないです。
これ、あると便利な機能なのに、もったいないよなぁ……。
PDF作成者は、面倒だからこそつくろう
たしかに、目次(しおり)を作成するのは、けっこう手間がかかります。
ですので、目次(しおり)をつくらずに配信してしまう作者の気持ちも理解できます。
でも、だからこそPDF電子書籍の作成者には目次(しおり)を付けることをお勧めいたします。
あなたが読者のために手間をかけたことによって、ほかのPDFファイルとは一味ちがう、読者に喜ばれる電子書籍になるからです。
あくまでも「本条克明の考え方」ではあるのですが、PDFファイルを作成するときの参考になさってみてください。
(今度こそ本当に)それでは、また。
※PDF電子書籍をより快適に楽しむために
→自動しおり機能(前回読み終わったページを開く)を設定する方法
→目次の機能(しおり機能)を活用する方法(当記事)
→画面がまぶしくて見づらいという場合は
→テキスト(黒文字)の色を薄くしたいという場合は
→フォントをすべて黒文字にしたい場合は
→イラスト画像が粗くなってしまう場合は
更新
2023年11月19日 しおりアイコンに関する記述を加筆・修正。