2018年8月7日火曜日

PDFで、目次の機能(しおり機能)を活用する方法


 PDF用語における「しおり機能」とは、「目次の機能」のことです。

「前回読み終わったページを開く」という意味でのしおり機能についてはこちらをご参照ください。
PDFに「自動しおり機能(前回読み終わったページを開く)」を設定する方法

 というわけで今回は、
「PDFの目次機能」
 について、お話しいたします。


デジタルの目次(しおり)は、あると便利な機能


PDFで目次機能(しおり機能)を活用する


 本条克明が以前に配信していたPDF電子書籍をお持ちの方は、本条克明のPDF電子書籍を開いてみてください。

 そして、左端の ナビゲーションパネル のなかにある しおりアイコン(しおりボタン) をクリックしましょう。

ナビゲーションパネルがない場合は、右クリックをして[ナビゲーションパネルボタンを表示]を選択してください。


 出てきたウインドウのなかに、目次(章のタイトルの一覧など)が表示されます。



 読みたい章タイトルをクリックしましょう。
 その章のあたまのページが表示されます。


自分のPDFには目次(しおり)の機能がない?


 これってまさしく「目次機能」そのものですよね。
 ま、電子書籍はデジタルなんですから、このくらいのことはできて当然ですよね。
 電子書籍をより快適に楽しむための参考になさってみてください。

 それでは、また。


 …………。
 ……………………。
 ………………………………。

「ちょっと待てい!」
 と思った人もいるでしょうね、やっぱり(笑

「私のPDFファイルにはそんな機能ないぞ!
 そもそも、
このアイコン自体、ナビゲーションパネルのなかにないじゃないか!」

 そのように思った人もいるかと思います。

 でも、怒っちゃダメです(笑

 だからこの方法を説明するときに冒頭で言ってるじゃないですか、
「本条克明が以前に配信していたPDF電子書籍をお持ちの方は、本条克明のPDF電子書籍を開いてみてください」
 って。

 この「目次機能(しおり機能)」は、PDFの作成者が目次(しおり)をつくっていない場合は、ありません
 仮にしおりのアイコンがあったとしても、PDFの作成者が目次(しおり)をつくっていなければ、目次のウインドウのなかは空欄になります。

 PDFの編集ソフトなどをお持ちの方は、編集が許可されているファイルであれば自分で目次(しおり)をつくることも可能なのですが……
 でもまあ、普通は作成者が責任をもってつくるものですよね。

 とはいえ、現在のところPDF電子書籍で目次(しおり)を付けてある作品はきわめて少ないです。
 これ、あると便利な機能なのに、もったいないよなぁ……。


PDF作成者は、面倒だからこそつくろう


 たしかに、目次(しおり)を作成するのは、けっこう手間がかかります。
 ですので、目次(しおり)をつくらずに配信してしまう作者の気持ちも理解できます。

 でも、だからこそPDF電子書籍の作成者には目次(しおり)を付けることをお勧めいたします。
 あなたが読者のために手間をかけたことによって、ほかのPDFファイルとは一味ちがう、読者に喜ばれる電子書籍になるからです。

 あくまでも「本条克明の考え方」ではあるのですが、PDFファイルを作成するときの参考になさってみてください。

(今度こそ本当に)それでは、また。


PDF電子書籍をより快適に楽しむために
自動しおり機能(前回読み終わったページを開く)を設定する方法
目次の機能(しおり機能)を活用する方法(当記事)
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更新
2023年11月19日 しおりアイコンに関する記述を加筆・修正。